スギやヒノキの森は、営々と続けられてきた努力により漸く成熟の時をむかえ、多くの山が伐られ始めています。しかし、伐り出された木材は安く、林業 だけでは暮らせない現状は秩父の山も同様です。伐採後もコスト高や担い手不 足から施業が放棄され、森林の荒廃に拍車がかかることが危惧されています。 精密3Dスキャナによる森林調査という革新的な 技術によって立木の位置や材積などの森の情報が、すぐに得られる時代を迎え ています。この森の情報を山から街に、街から山にどうつなぐのか、新たな技術の会社を起ち上げた(株)Woodinfo 代表 中村裕幸氏にお話ししていただきました。
「秩父の歴史と文化」と題して千嶋壽氏(秩父市立図書館館長歴任後退官現在に至る)よりお話ししていただきました。秩父往還は、秩父大宮(秩父市)から荒川渓谷沿いに秩父盆地を横断し、雁坂峠を越えて甲州に入り甲府に至る街道である。
古くから甲斐国、武蔵国両国間の往来に利用され、秩父巡礼や三峰参詣など信仰の道として利用され、戦国時代には甲斐国守護武田氏の北武蔵侵攻路の一つにもなった。
日本薬科大学薬学科准教授高野文英先生から「秩父の森の恵みを科学する」と題してお話をしていただきました。日本薬科大学教養教育センター長 教授野澤直美先生、生徒代表の参加して、秩父の森は大切な命をはぐむ大切な森、その森からの恵みの一つである薬になる木を通して、森の大切さと面白さを考えました。